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コロナ禍でも備えておきたい「4つのステップ」について

2020.08.07
番頭ブレーン

ジャストコンサルティング(JC)塚田です。

ウイルスの封じ込めに成功したのは人類史上2つしかない、といわれています。

一つは天然痘であり、もう一つはあと少しで撲滅できるといわれているポリオ(かつて小児麻痺ともよばれていました)です。そんなわけで、新型コロナウイルスを封じ込めることは相当難しいと思っており、わたしたちはアフターコロナよりもウィズコロナを想定して経済活動に臨む必要があると考えています。

現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、経営環境に大きな変化がもたらされています。

 

  • 営業活動はFace to Faceで信頼関係を築く、営業は足で稼ぐ → 訪問できない
  • 定時出退勤 → テレワークにより日々の成果が顕在化(会社に来ればよいでは済まない)
  • 回転率を高めるか(特に飲食店など) →ソーシャルディスタンスが必要  等々

いままでの常識が通用しなくなった時、わたしたちは何を考えるべきでしょうか。

 

基本は次の4つのステップになります。

  1. 原点に立ち返り、自分たちは何をすべき組織なのかを見つめ直す。
  2. 組織が達成すべき目標は何なのかを再確認する。
  3. これまでの固定観念に囚われず、経済活動の制約条件を冷静に見極める。
  4. 目標に最短距離でたどりつけるアクションを考え、行動する。

ポイントは2つです。

1つ目はステップ3の固定観念に囚われず、ということです。組織は効率的に成果を出すために、一定のルールを設けています。それには習慣も含まれますので、ベテランの人ほど固定観念に囚われやすくなります。だからこそ、ステップ3は経営幹部・職制が中心となって謙虚に自らの組織の活動を見つめ直すことができるかどうか、にかかってきます。

2つ目はステップ4のアクションを考え、行動する、ということ。アクションを考える場合、直ぐにできること、準備が必要なことに分けて考えることです。そして何よりも重要なことはアクションを行動に移すことです。結局アクションを実行しなければ、ステップ1~3が意味を成さなくなります。考えたアクションを一定期間しっかとり実行することで、そのアクションの効果が評価できます。評価が良ければ、そのまま推進し、悪ければ何が不味かったのかをチェックして、修正する若しくは別のアクションに切り替えていきます。

 

コロナ禍で非常に厳しい経営環境ではございますが、逆に、原点に立ち返り、会社組織の仕組みを刷新することで経営基盤を強化してはいかがでしょうか。わたしたちジャストコンサルティングがご支援します。

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